ISAトレーナー Mark Leonさんの紹介

ハワイ在住でISA(© International Society of Arboriculture)トレーナーであるMark Leonさんが来日され、ジョンさんとともに日本で初めてのISA Tree Worker試験を実施されます。
Markさんは日本の伝統に培われた造園技術や巨樹・古木に関心が深く、東京で開催される日比谷公園ガーデニングショー2008なども見学される予定です。
この度、Markさんハワイで経営されている会社の仕事のうち、その一端を写真で紹介して下さりましたので、皆さんにもその一部を公開します。この写真の作業はISAの厳しいトレーニングと試験に合格した者のみに許された作業です。決して見よう見まねで行動されるようなことがないようご注意下さい。

樹上でリギングをし、枝を少しずつ安全に伐採して、下ろして行きます。
左の枝上にTree Workerが確認できます。
写真下に人家が見えます。伐採した枝が家に落下しないようにリギング技術を駆使して伐採します。
写真のように枝が少なくなってくると、作業の危険度も増加します。
手を掛けている上の辺りをチェンソーで伐採します。左方向にリギング用のロープが確認できます。
チェンソーでカットした後の状況です。
次の伐採ポイントまで下降します。
リギング作業時の道具類です。シングルハンドのチェンソーはサドルのDリングにつながっています。
リギング時のロープさばきを指導するMarkさん(右から二人目)。
リギング用のポータラップをセットするGround Worker。
横枝をリギングして切り離した状態。切り離した太枝が右側に移動。
先端を切断した後、残った部分をリギング作業して、幹元から伐採する。
幹元にチェンソーで受け口をつくる。
MarkさんのChipper Track
剪定した枝葉はできる限りチップにして、再利用する。
チップの中でも葉が多い場合は肥料効果も高くなる。

副代表 川尻秀樹 レポート