今までとは、違った世界観と出会える体験活動

樹上の世界が体験できる ツリークライミング®は専用のロープやサドル(安全帯)、安全保護具を利用して木に登り、木や森、自然との一体感を味わう体験活動です。 「樹上から」という今までとは違う視点で森を見たり、五感を使い樹上の自然を体感すると新しい発見があります。家族や友人と同じ木に登って時間を過ごしたり、ツリーボート®(ハンモックの一種)を使って木の上でキャンプをしたり、バードウォッチングや自然観察をしたりと、楽しみは無限に広がります。

自分へのチャレンジ 子どもから大人、そしてチャレンジャー(私たちは障がいを持ち毎日がんばる人たちをチャレンジャーと呼びます)も、樹を見上げ自分の目標を立てて、自分の力で登っていく過程で、勇気や自信がわいてくるとともに、味わったことのない満足感が得られます。体験活動は自分への限りない挑戦であり、決して他人と競い合うものではありませんので自分のペースで楽しむことが秘訣です。  

環境にやさしいECO TREE CLIMBING®/エコツリークライミング® 木に登るときは、下草刈りや枯れ枝の剪定をします。これはTREE CLIMBERS®/ツリークライマーの安全を守るとともに木を健やかに成長させることにもつながります。ツリークライミングを楽しみながら自然環境の保護にも貢献できるのです。

John

みなさん、木のぬくもりを覚えていますか?木はいつも両手を広げて僕たちを待ってくれます。友達にもなるし、人生を教えてくれる先生でもあります。そして時には心を癒してくれるお医者さんにもなります。僕はツリークライミングで木と一緒に遊び、それが地球や自然を愛する仲間の輪となり日本中に広がることを願っています。さあ、一緒に木に登りましょう!

木と友達になり、自然を大切にする気持ちを育てる

ツリークライミングの主役はあなただけではありません。木や森、あらゆる自然環境のすべてが主役です。ツリークライミングを体験させてもらう木に「今日は一緒に遊んでくださいね」という気持ちで森に入ります。ツリークライミングをして木と友達になり、樹上から降りてきた時には、心の中に自然を大切にする「心」が育っていくのです。

さあ、ツリークライミング®しよう!

TCJではファシリテーター以上の資格取得者が安全に十分配慮しながら丁寧な指導で樹上の世界へご案内します。大人はもちろん小さな子どもにも気軽に楽しめるのが大きな魅力です。

【対象年齢】6歳以上(主催者により異なります)

【服装】運動しやすい服装(長ズボン)、運動靴

【持ち物】軍手(すべり止めゴム付き)、バンダナまたは帽子(ヘルメットの下に着用)水筒(飲み物)、敷物、タオル、着替え

体験会のスケジュールはこちらからご覧ください

資格をとって登ってみよう

TCJでは技術レベルと目的に合わせた資格制度があります。資格認定講習会についてはこちらからご覧ください。

講習会のスケジュールはこちらからご覧ください。

ツリークライミング®イベントを依頼したいときは、どうすればいいの?

出張体験もご要望に応じて開催いたします。イベントを開催できるインストラクター&ファシリテーターが全国におります。TCJ事務局、または最寄りの連絡先にお問い合わせください。

【受託事業】

  • 林野庁 文部科学省 国土交通省 環境省
  • 国際博覧会
  • 国営公園 都道府県立公園
  • 行政 教育委員会 環境教育団体
  • 法人企業

ツリークライミング®の歴史

今、発祥の地、アメリカでは

ツリークライミングはアメリカのアーボリスト®(樹護士®)と呼ばれる人たちが、樹木を管理したり、遺伝資源を保存したりするために開発した技術で、このアーボリストにはISA(International Society of Arboriculture)という世界組織があります。 もともとツリークライミングは一部のアーボリスト®の技術でしたが、広く一般の人たちにレクリエーションとして楽しんでもらおうと、Peter Jenkins(ピーター ジェンキンス)氏が1983年にジョージア州アトランタにツリークライマーズインターナショナル(TCI)という組織を設立し普及させました。このTCIはアメリカを始め、カナダ、ドイツ、デンマーク、フィンランド、オーストラリア、ニュージーランド、シンガポール、台湾、そして日本にその仲間を広げています。

日本初のレクリエーショナル・ツリークライミング® TREE CLIMBING ®JAPAN【TCJ】設立

日本にツリークライミングを最初に運んできた第一人者、John Gathright(ジョン ギャスライト)(TCJ創立者)は、TCIでレクリエーショナル・ツリークライミングを学びました。その後、ツリークライミングを通じて人も森も元気になるようにと、2000年4月29日昭和の日(旧みどりの日)に、ツリークライミングジャパン(TCJ)を設立しました。TCJは安全で楽しいツリークライミング®を普及するため、指導者育成に励んでいます。

ファウンダー(創立者)ジョン ギャスライト の プロフィール(PDF)Profile (PDF)ホームページ

2000年4月29日 TCJ設立の日 TCI ピーター・ジェンキンス氏と TCJ ジョン・ギャスライト

OFFICIAL CERTIFICATON

TREE CLIMBING THERAPY®/ツリークライミングセラピー®

世界初のツリーセラピー フィジカルチャレンジャーツリークライミング

ジョンギャスライトが、彦坂利子さんという車椅子生活をしている女性と出会ったのが、ツリークライミングセラピー®の始まりです。ツリーハウスに住み、ツリークライミングを楽しんでいるジョンを見た彦坂さんは、「もう一度、鳥のようになりたい。」その彦坂さんの夢をかなえるため、ジョンはアメリカのTCIでレクリエーショナル・ツリークライミングを学びました。しかし、そこには障がい者に対する技術はありませんでした。帰国し独自で障がい者向けギアの開発を重ね、彦坂さんと周りに集まってきた仲間と共に、次々にツリークライミングの目標を達成させていきました。そして2001年8月、アメリカの80メートルのジャイアントセコイアに挑戦する夢を達成させたのです。それは全米でも大きく報道に取り上げられ多くのチャレンジャーたちに勇気を与えました。 日本でもNHKのドキュメンタリーになり国内外で放送されました。これがジョンギャスライトの名古屋大学大学院生命農学研究科博士課程で研究するツリーセラピー(森林療法)の一手法としても注目されています。現在も彦坂さんはTCJのフィジカルチャレンジャーのアドバイザーとして活躍しています。

わたしたちTCJは障がいを乗り越えて頑張っている人たちを”フィジカルチャレンジャー”と呼びます。そんな仲間がツリークライミングを通じ、同じ木の上の素晴らしい世界を分かち合います。

TCJでは福祉団体と相談しながらジョンギャスライトを中心に障がい者向けのプログラムを行い、ツリークライミングの目標を達成させていきました。今はツリーセラピーとして世界でも注目されています。

世界的な組織から誕生したツリークライミング®ジャパン

ISA International Society of Arboriculture

ツリークライミングはアーボリスト(樹護士)と呼ばれる人たちが樹木を管理したり、遺伝資源を保存したりするために開発した木登りの技術で、このアーボリストにはISA(本部アメリカ)という世界組織があります。

TCI Tree Climbers International

アメリカのアーボリスト、ピーター・ジェンキンス氏が1983年にジョージア州アトランタに広く一般の人たちにレクリエーションとして楽しんでもらおうと、ツリークライマーズインターナショナル(TCI)という組織を設立し、ツリークライミングを普及させました。

TCJ Tree Climbing® Japan

日本においてのツリークライミングは「世界一大きな木に登りたい」というチャレンジャーの夢をかなえるために始まりました。ジョンギャスライトがTCIでツリークライミングを学び、その時に集まったメンバーでその夢を実現させ、その仲間と共に人も森も元気にるようにと2000年4月ツリークライミング®ジャパンを設立。TCJ代表のジョンギャスライトはツリークライミングの効用の科学的根拠を明らかにするため名古屋大学で研究し、博士号を取得。2007年には子どもの安全・安心に貢献するプログラムとしてキッズデザイン賞を受賞。