TCJ初のファシリテーター講習会開催

2003年9月16日~17日にかけて、ツリークライミングジャパン初のファシリテーター講習がありました。
ツリークライミングファシリテーターとは、ツリークライマー取得後、多くのイベント経験を持つ人たちが、一般の方を対象にツリークライミングイベントを開催するための講習会です。
この講習会には北海道から関西地区の11名が参加し、接客、レスキュー、イベントロープセッティング、フィールドづくり等について、駆け足で講習を受講しました。

参加者そろっての記念撮影

定光寺野外活動センターに集合した仲間が手をつなぎ、一つの輪(和)になります。そして、アイスブレイキングに入ります。これはイベントの時にも今日一日の仲間意識を作ることにもつながります。

輪になる参加者

Founderのジョンさんからハウススリーブやリングセイバーなどのフリクションセイバーの、使い方や装着方法について実地講習を受けました。

ジョンさんの説明に耳を傾ける参加者

ジョンさんから森でのマナーや道具の扱い、お客さんへの対応方法などを学びました。ここではいろんな道具の利点や欠点まで、実際の道具を見ながら学びました。

吊された色々な道具類

ジョンさん自ら、ダブルロープのトランスバースやシングル・ロープテクニック、レスキュー手法について、実践して見せました。

樹上で実践するジョンさん

真剣に見入る参加者

実践の後は講義と質問の時間です。これまでジョンさんがアメリカやカナダ、日本などで経験してきた問題やその解決法をより具体的に学びました。

ジョンさんの講義風景

ロープセッティングやレスキューなどで必要なシングルロープテクニックについて、参加者が実践すると共に、ロープ知識の豊富な参加者の技術を共有しました。

ランニング・ボーラインの実践風景

フィールド講義でも参加者は常に真剣でした。今後、お客様の安全確保に自信が持てるまじめな参加者ばかりでした。

配布テキストに目をやりながらの一場面

フィールドづくりで、どの位置で枝を剪定すべきかの講義。樹木医の川尻が木の枝に発生するバークリッジについて具体的な事例を示しました。

分かれ目のバークリッジを説明

シングルロープとダブルロープを駆使して、イベントのセッティングに挑戦しました。安全、迅速、確実にセッティングするのに苦戦しました。イベントシュミレーションの難しさを目の当たりにしました。

仲間と息を合わせてセッティングする参加者

セッティング終了した達成感は最高です。今日も一日木に感謝しながらあっという間の二日目を終了したのです。

達成感に思わずガッツポーズの参加者

今回初めてのファシリテーター講習会を無事終了することが出来ました。ここまで来るには多くの方々のご協力とご支援がありましたのは言うまでもない事実ですが、もともとFounderジョンさんが、レクリェーショナル・ツリークライミングを日本に導入してくれなければあり得ないことでした。
今回の参加者が、これから全国各地でイベント展開してくださることで、ツリークライミングはより大きな第一歩を踏み出せるものと期待してやみません。

 

Director 川尻秀樹レポート