2020年2月15日 北海道新ひだか町JPTECファーストレスポンダーコース

冬季間の活動があまり行われない北海道では、この時期にメンバーの交流及びイベント開催時のリスクマネジメントの一環でファシリテーター以上の方を対象に救急講習を行いました。今回は、北海道新ひだか町の日高中部消防組合消防署のご協力のもと本来は絶対に起きてはいけないツリークライミング体験会で予測される墜落・宙づり・転倒事故などの外傷事案を対象としたJPTECファーストレスポンダーコースを受講しました。本コースは、一般社団法人JPTEC協議会による外傷傷病者に遭遇する可能性がある非医療従事者を対象として傷病者発見(事故等の覚知)から救急隊へ引き継ぐまでの間に「何をするべきか」、「何をするべきでないか」を座学・実技・シナリオステーションの内容によって学びました。参加メンバーの皆さんも初めての体験と普通救命講習では学べない傷病者対応手順、状況評価・傷病者観察・必要な処置、用手的気道確保・用手的頸椎保護・脊椎運動制限などの手技を学び、今後もリスクマネジメントのスキルアップの向上のために開催していくことになりました。本コース以外にも色々な救急の知識や情報を提供していただいた消防署のインストラクターの皆様には大変お世話になりました。