2020年10月2日山口新聞に掲載されました

山口新聞の記事『「森となかよし研究所」設立森の案内人・松本さんら ツリークライミング体験の場』が掲載されました。

 「森となかよし研究所」設立森の案内人・松本さんら ツリークライミング体験の場
森林の癒やし効果を健康づくりに生かす「森林セラピー基地」の山口市徳地地域を拠点に、ツリークライミングなどの体験プログラムを提供する「森となかよし研究所」が発足した。「大人と子どもが森と仲良くなる」体験の場をつくろうと、森林セラピー基地のガイド「森の案内人」を務める松本和也さん(47)らが立ち上げた。月に1回程度、徳地地域を拠点に下草刈りなどの森林整備とツリークライミングなどの体験活動を行っている。
 9月27日には、山口市徳地船路の国立山口徳地青少年自然の家で体験イベントを開き、親子連れ10人が参加。専用の装具を着け、最も高い場所で8メートルを超えるツリークライミングを体験した。ロープに足を掛けて少しずつ登ったり、ゆらゆらと揺れたりして樹上からの眺めや風の感触を楽しんだ。
 家族で参加した宇部市の小学1年生の女子児童(7)は「気持ちが良くて楽しかった。木の上からの景色がきれいだった」と笑顔を見せた。
 体験会では、登る速さなどを競うのではなく、どこまで登るかは自分自身で目標を設定。松本さんらスタッフは、体験中は保護者に子どものチャレンジを見守るよう助言している。松本さんは「親子で同じことを一緒に経験する機会が少なく、親は過干渉になりがち。自然体験を通じて子どもと親が同じ目線に立ち、子どもを信じて育ちを見守ってほしい」と話す。

山口新聞 https://www.minato-yamaguchi.co.jp/yama/e-yama/articles/15951